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800万円の融資(洋服屋・ブティック)
ファッションショップの開業資金として、800万円の融資をノンバンクから受けています。
今さらながら、もう少し自己資金を貯めてからオープンすれば良かったと思っています。
ただ、オープンしてしまったものは、仕方が無いので、日々利益が出るように頑張っています。
銀行から融資を受けた方が金利が安いので得策だということは知っていました。
しかし、その銀行から融資を受けることができなく、最後の望みをかけてノンバンクを利用しました。
その時にノンバンクを初めて利用したのですが、保証人や担保が必要ないことに驚きました。
通常、銀行から融資を受ける場合は、保証人や担保が必ずといって良いほど必要になってきます。
しかし、ノンバンクの場合は、無担保無保証で融資を受けることができたので、ホッとしました。
やはり、家族や友人にはできる限り、迷惑をかけたくないという気持ちがあります。
また、ノンバンクの場合だと審査が早くて、資金調達を非常にスピーディーに行うことができました。
資金調達が遅れていたので、オープンを予定よりも延ばそうと考えていましたが、無事に予定日にオープンすることができました。
こういった点は、ノンバンクならではのメリットだといえます。
ただ、金利が銀行よりも高いので、返済が毎月苦しいのも現状です。
かといって、経営を圧迫するほど厳しい訳では無いので、なんとかこのまま売上げを延ばしていき、
6年後には完済したいと思っています。
850万円の融資(メイド喫茶に改装して再出発)
当方は42歳で借入は800万円、現在メイド喫茶の経営をしております。
メイド喫茶というと世間では色眼鏡で見られる事が多いのですが、
サービス業としては非常に細かなところまで神経を使うもので、
一般の喫茶店経営や水商売の経営とはまた異なる努力を積み重ねています。
ただ以前よりメイド喫茶の数は増える一方で業界全体では淘汰も始まっているうえに、
メイド○○と喫茶店以外の他業種にも様々進出しています。
東京の秋葉原の方ではメイド焼肉やメイド美容院などのように進化を遂げているそうで、
私共も昨年に800万円ほど融資をお願いして新たにバースペースを設けるとともに、
喫茶の方も本格的な食事が提供できるよう厨房を改造しました。
融資の申し込み先はノンバンクだったので調達コストの面では気になりましたが、
800万円ほどの融資の場合はノンバンクでも利率がかなり有利になるため経営にはまったく差し支えはありません。
まさか十数%まで利率が下がるとは思っていなかったので、
予定していたよりもノンバンクへの返済期間はだいぶ短くする事ができました。
この改装は功を奏したようで、メイド喫茶といえば高い食事のわりに内容がわびしいというのは業界の常なのですが、
質の高いサービスへとシフトさせた事でお客さんの反応や食いつきが非常に良くなり、
またバーも併設している事から新たなお客さんの掘り起しにも成功しましたので、
改装以降は連日のように賑わいを見せています。
ノンバンク ビジネスローン
ビジネスローンとは、中小企業や零細企業から個人事業主などに特化させているローンの事を指しており、
ビジネスを営む上で、たびたび必要となる資金の確保を手早く行えるとして様々な場面で使われています。
ビジネスローンは、イコールで無担保ローンとされる事が多いのですが、
小規模な企業の場合は土地建物などを担保として設定できない場合も多くありますので、
担保を必要としないのは使い勝手がとてもよいといえます。
銀行で融資を受ける際に、金額によっては担保を求められるケースもありますので、
それがネックとなり融資を諦めてしまう場合が多いのですが、
そうしたネックが無い分だけ、融資のハードルが低くなり借り入れを申し込みやすいえます。
以前であれば、ビジネスローンといえばノンバンクに申し込むしかありませんでしたが、
銀行も営業の裾野を広げようとノンバンクと合併するなどして、定額融資を行うこの分野にも積極的に参入していますので、
選択肢の幅は広がっているといえます。
いわゆる銀行系のノンバンクは多くあるのですが、そうした会社によっては銀行並みに審査が厳しかったり、
融資まで時間が掛かってしまうケースもありますので、ノンバンクが本来持つメリットが、
損なわれている場合もよく見受けられます。
利用に際しては単に金利の数字だけを比較するのではなく、申し込み方法や審査の方法、
さらには借り入れ条件なども含めて、よく確認して使い勝手が良い会社を選択した方が良いといえます。