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400万円の融資(太陽光発電の販売会社)
太陽光発電の営業会社を設立するのに開業資金が400万円ほど足りませんでした。
そこで、銀行に融資をお願いしたところ、審査で落とされてしまい、借りることができませんでした。
それならと思い、ノンバンクに行ったところすぐに400万円の融資を受けることに成功しました。
やはり、銀行とノンバンクでは審査の厳しさが大きく異なることを実感しました。
ただ、できれば金利が低い銀行から融資を受けたかったです。
今思うと私の事業計画書が微妙だったのかもしれません。
しかし、もうノンバンクから借りてしまっているので、どうしようもすることができません。
設立して、3ヵ月経ちましたが、今のところは順調に売上げを伸ばしています。
予定よりも15パーセント以上売上げが伸びているので、このままの調子を維持していきたいところです。
そして、もっと返済に困ると思っていましたが、それほど厳しくはありません。
銀行から融資を受けていればもっと楽だったとは思いますが、ノンバンクでも何ともなっています。
このままの調子でいけば、恐らく来年の頭くらいには返済ができそうな予感です。
これから太陽光発電は、まだまだ伸びる事業だと思うので、
無理をしてでも起業して良かったと思えるくらい大きな会社にしたいです。
それにしても、ノンバンクは融資までのスピードが非常に早かったです。
融資の相談をして、翌日には既に振り込まれていました。
このスピーディーさは、銀行にはない大きなメリットだといえます。
450万円の融資(建設業の運転資金・重機のローン)
建設業を経営しているのですが、
工事の請負規模が大きくなり従業員の数も増えてくるのは良いのですが、
資金面での負担も額が一つ違ってくることから苦労する事が多くあります。
工事の規模が大きい場合には資材を購入する際の負担が大きくなり、
もちろん後になれば工事代金として受け取る事ができるのですが、
それまでの期間は運転資金が底をつき掛けてしまいますのでどう乗り切るかが難しく、
今回は400万円ほどの借り入れをノンバンクにお願いしました。
私どもの場合は工事で重機を使う事から何台かの重機ローンがかなり残っていますし手形の振り出し分もありますので、
付き合いがある銀行には断られてしまい、
利率が高いということは承知の上で現状をどうにかしようとノンバンクを利用しました。
400万円ほどの融資になりますとノンバンクでも審査も厳しくなると思っていましたが、
銀行用に用意していた資料をお預けするとほどなく審査が通ったご連絡を頂いて、
結構簡単に通るものなんだと驚いた記憶があります。
無事に資材も購入して工事に取り掛かり、
工事代金が全額そろったところですぐ400万円の融資を返済する事ができました。
それまでの期間もわずかで、
時間を掛けず融資してくれる素早い対応は銀行ではなかなか見られない事だといえます。
またそのうちノンバンクを利用する事になるかというのは分りませんが、
困ったときには頼れる存在としてまた急場をしのぐのに融資をお願いしたいと考えています。
ノンバンク 中小企業
中小企業は取引銀行とは様々なお付き合いがあるのですが、よく顔を合わせる営業マンの笑顔とは裏腹に、
こちらの願いを聞き届けてくれない冷たい仕打ちをされてしまう事がよくあります。
特に融資の話をする際には、けんもほろろに断られてしまう場合が多いのですが、
これは何も赤字の企業だけでなく、黒字であったり増収増益という基調にある企業であってもけして他人事ではないのです。
なぜ銀行はそう簡単に融資をしてくれないのか、実は銀行目線で見た時に黒字だろうが担保があろうが、
そうしたポイントだけを見て有志を判断するのではなく、
財務バランスとキャッシュフローという2つの点について重視するようになったのです。
財務に関して特に、横文字が並ぶと詳しくは分らないという中小企業の方もいると思いますが、
要は財務が超が付くほど健全な企業でなければ貸さないというのが現状の方針なのです。
基準としては業況が順調で財務内容に問題がなく、債務超過の解消年数は1年以内で、
債務償還年数は10年以内などといった事柄が求められるのです。
こうした非常に厳しい融資審査がある中では、振り落とされる中小企業のほうが多いわけで、
銀行ではなくノンバンクへとシフトするケースが多いのです。
ノンバンクの場合は、ここまでに厳しい基準がありませんので借入れがしやすく、
ただ少々金利がかさむ事になりますので短期の間に返済できる見通しがある場合に、
ノンバンクは非常に有効に活用することができるといえます。